クラスや塾が落ち着いても、部活ではいつもどおり。 やめたいと思っていた。 仲の良い先輩が先生に言ってくれた。 それで顧問の先生と話す機会があった。 この先生が良い人だった。 私の話を真剣に聞いてくれて、ある時私に言った。 「私は先生なんだから悪役や嫌われる役なの。だから気にしないよ。」 今考えれば中学は個性にあふれ尊敬できる先生の宝庫だった。 顧問の先生のお陰で私は3年生までバスケを続けた。