苦しい 息が上手に出来ない。 …だけど、 心地良い。 海千に近付いてる感覚が分かる この心拍数と同じリズムで、足が動く。 ―――海千、 お願い。 海千…。 だいすきなんだ。 …聞いてほしい。 他の子より、先に…――。 「…っ 海千――――っ!」