次の日。
「行ってきまーす!」
普通に登校。
別に意気込んだりしない。
だって勝てると思ってるから。
「優衣。おはよ。」
「おはよ、汐莉。」
「宇佐から聞いてる。」
「毎晩電話してんのか?」
「電話かメールね。あんたと違って一つ屋根の下に居ないもので。」
そっか。
あたしにはこれが普通だからわかんない。
「あ、汐莉。」
「ん?」
「今日の授業なに?」
「はぁ?学校まで来てなに言ってんの。なに持ってきたの?」
「わかんね。」
「はぁ…。」
「今日は睡眠学習だな。」
「毎日でしょ。」
こんなかんじでいつも通り。
だから、気づかなかった。
すれ違った人がみんなあたしを見てることに。
気づいたのは学校入ってから。
まず、ボールが飛んできた。
まぁ、キャッチしたけど。
「っと…ん?…これ誰のだ?」
「置いとけば。」
「だな。」
見られてる。
みんなはあたしがケガしたりとか帰るのを望んでる。
ちっ…ヤンキーも女子ってか?
「うぜぇな…。」
「朝からでしょ。」
「汐莉気づいてたのか。」
「当たり前でしょ。」
「行ってきまーす!」
普通に登校。
別に意気込んだりしない。
だって勝てると思ってるから。
「優衣。おはよ。」
「おはよ、汐莉。」
「宇佐から聞いてる。」
「毎晩電話してんのか?」
「電話かメールね。あんたと違って一つ屋根の下に居ないもので。」
そっか。
あたしにはこれが普通だからわかんない。
「あ、汐莉。」
「ん?」
「今日の授業なに?」
「はぁ?学校まで来てなに言ってんの。なに持ってきたの?」
「わかんね。」
「はぁ…。」
「今日は睡眠学習だな。」
「毎日でしょ。」
こんなかんじでいつも通り。
だから、気づかなかった。
すれ違った人がみんなあたしを見てることに。
気づいたのは学校入ってから。
まず、ボールが飛んできた。
まぁ、キャッチしたけど。
「っと…ん?…これ誰のだ?」
「置いとけば。」
「だな。」
見られてる。
みんなはあたしがケガしたりとか帰るのを望んでる。
ちっ…ヤンキーも女子ってか?
「うぜぇな…。」
「朝からでしょ。」
「汐莉気づいてたのか。」
「当たり前でしょ。」

