「えー!なにそれ、彼女がいたの!?」

「しぃー!声がおっきいよ!」

一学期最後の登校日。
終業式も終わり、掃除をしているときに、小太郎に会ったことを話していたのだが。

「彼女かどうかは聞いてないからわかんない」

深幸の言葉に、芽衣はため息をついた。

「だってさ、先に帰っててとかなんとか言ってたんでしょ?それって、一緒に住んでるってことじゃん」

言われて言葉につまる。

「でも、小太郎さんとは少し、歳が離れてる感じもしたし…」

「歳の差カップルなんて今時珍しくないじゃん。やっぱその人恋人なんじゃない?」

芽衣に言われて深幸は言葉にまたつまった。