買ってきたノートを開き、ボールペンで自分の携帯番号を書き込むと、そのページを破る。

「あ、あの、私の携帯の番号なんです。もしまた、よかったら…連絡ください!」

そう言って頭をさげ、メモを差し出す。


どうしよう!?
うざいかな、変かな!?


心臓の音が大きくうるさい。
緊張で、差し出している手が震えるのが分かった。

でも。
断られてもいい。
変な子だと思われてもいい。

このまま、また、会えなくなるより、会える可能性が少しでもあるのなら。その可能性にかけたかった。