“朱華side”


「お前さえ!!お前さえいなければあいつは.あいつは...。お前が.お前なんかが産まれなければッ!!」



飛んでくる罵声。

なんの躊躇もなくこの人は.
その手を振り下ろす。




昔は優しかった.
あたしのお父さん。