「元ちゃんキス魔…(笑)」



「俺とのキス、嫌いなんか?」



私の発言に、わざと悲しそうな顔をしながら言う元ちゃん。

私はニコニコと「好き過ぎてヤバいよ」と答えながら、元ちゃんの頬にキスをした。

「反対も」なんて言われて、私は右の頬にも素直にキス。



「充電されたし、お前はさっさと書け!」



甘い時間から現実に戻された私は、「むぅ…」と唇を尖らせながら、急いで書く。

書き終えた私に待ち受けていたのは、元ちゃんからの、頭撫で撫で。

キスを期待してた私は、嬉しかったけど、少し、寂しさを感じていた。(笑)