1時間目の終了のチャイムを聴きながら、私は由香里と教室に戻る。 英語教師の壱谷利羅ーイチヤリラーとすれ違ったけど、特に突っ込まれる事もなく教室に入る。 自分のロッカーから、体操着を出し、体育館へ向かうと、來未ちゃんに声を掛けられた。 「一緒に行って良いかな?」 私は由香里にどうするかアイコンタクト。 「別にえぇよ」 由香里は私の腕に自分の腕を絡ませる。 來未ちゃんは「ありがとう」と言いながら、駆け足で私の隣へと来た。 チラッと來未ちゃんと見ると、「ちょっと寄り道しない?」と言われた。