行為が終わると、元ちゃんが後始末をする。 私がぐったりとしながら見てると、出血してたのがわかった。 私が元ちゃんの手を掴むと、「幕は再生するらしいで?」と言う。 幸せな痛みを、私はちゃんと味わえて居た。 そう思うと嬉しくて、涙がうっすらと滲んだ。 「何で泣いてるんや;;」 元ちゃんは“俺の所為か?”と慌ててる。 まぁ、ぶっちゃけ元ちゃんの所為だよね――…。 「こんな、幸せな気持ちにさせるんやもん…っ」 元ちゃんと知り合えてから、たくさん笑えるよいにもなったし…。