ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜

私は元ちゃんを見るなり、ガッチャーンと音を起てながら、マグカップを落としてしまう。

「あ…」と、割れたマグカップを拾おうと屈むと、「触るな」と、元ちゃんがキッチンに来た。

私の目に涙が溢れた。

お気に入りのマグカップが割れたからとか、そんな理由じゃない…。



「どっか怪我したんか?」



元ちゃんは新聞に破片を乗せる手を止めて、私を見た。

私は涙が飛ぶのも気にせず、思い切り首を左右に振る。



「元ちゃんが居る……」



自分でもわけがわからない事を言うと、元ちゃんは私を抱き上げ、片足に座らせ、涙を指で拭いてくれた。