最終日の朝。
目覚めは快適だった。
今日から、幸せな時間が始まる。
最終日を、最高にしてみせる。
朝食を食べ終え、一旦部屋に戻る。
「桜、これなーんだっ」
俺は桜に、ぬいぐるみを見せた。
「それ・・・」
改めて、不気味なぬいぐるみだと思った。
「そうだ、昨日桜がなくしたぬいぐるみだぞ」
ぱあ、と桜の顔が明るくなる。
それを見て、俺も嬉しくなる。
「ありがとう」
そう言って、ぬいぐるみを受け取った。
そして、笑顔でこう言った。
「おにいちゃん、だいすき」
(ぐあ・・・・・・)
照れる。
めちゃくちゃ照れる。
けど、嬉しかった。
目覚めは快適だった。
今日から、幸せな時間が始まる。
最終日を、最高にしてみせる。
朝食を食べ終え、一旦部屋に戻る。
「桜、これなーんだっ」
俺は桜に、ぬいぐるみを見せた。
「それ・・・」
改めて、不気味なぬいぐるみだと思った。
「そうだ、昨日桜がなくしたぬいぐるみだぞ」
ぱあ、と桜の顔が明るくなる。
それを見て、俺も嬉しくなる。
「ありがとう」
そう言って、ぬいぐるみを受け取った。
そして、笑顔でこう言った。
「おにいちゃん、だいすき」
(ぐあ・・・・・・)
照れる。
めちゃくちゃ照れる。
けど、嬉しかった。