悠とあたしは学校へ向かい、職員室まで、たどり着いた。


「じゃ、俺は教室行くから・・・。」


 悠はそう言うとスタスタと歩いて行ってしまった。


 どーしよ、まず、中に入ろ。


-ガラッ


「失礼します。」


 あたしが中へ入ると


「あ、愛ちゃん、良く来たね!!!」


 と良いながら叔父さ、校長先生が寄ってきた。


「斉藤先生っ!!!!こっちです、こっち!!!」


 校長先生はそう言い1人の先生を呼び寄せた。


 その先生は少し気の弱そうな男の先生だった。


「愛ちゃん、この先生が君の担任だよ!!!!」


「斉藤です・・・よろしくお願いしますね。」


 斉藤先生は挨拶を終えると


「では、教室へ行きましょうか。」


 と言い教室へ向かった。