ドアを開けた。 暖房も電気もついていない教室でぽつんと1人、机に腰をかけてじっと外を見ている。 入ったことに気づかなかったのか、もしくはわざとか、こちらを振り返る気配はない。 一緒に横に座って雪を眺めることにした。 先輩が座っている机のいすを引いて座った。 外はしんしんと降り続く。