ずっとずっと大好きな人

「で?」

話が落ち着いた時、急にきぃちゃんが首を傾げて訊いてきた。



「えっ?」

私も首を傾げる。



「何か相談したい事、あったんじゃないの?」



……。

あっ!



最初は言葉の意味が分からなかったけど、急に頭の中に剛の顔が『ボンッ』と浮かんで、思い出した。

どうしよう……なんて話せばいいの?



「なーに? 恋の悩み?」



ドキン!

思わず、左右に首を振った。



「ちっ、違うよ! 私、剛の事なんか」



そこまで言って、ハッとした。

何も、きぃちゃんは剛の事だなんて、言ってないじゃん!