「僕、愛子ちゃんの事が大好きなんだ! だから、大きくなってお父さんみたいなサッカー選手になるから、僕と『ケッコン』して? 僕とずっと一緒に居て?」
ドキン!
な、なんで『お父さんみたいな』って言うの?
まるで、私が大地くんを好きなのがバレているみたいで、違う意味でドキドキしてしまった。
目の前の大希くんはキラキラした瞳で、私を見ていた。
こう言う大希くんの表情って、サッカーをしてる時の大地くんにそっくりなんだよねぇ。
親子だよなぁ。
そう思っていたら。
『大きくなって日高以上のサッカー選手になるから、俺と「ケッコン」して?』
頭の中に響いた言葉。
今聞いた大希くんの声じゃない。
えっ? 誰の声?
私、そんな事、言われた記憶が無いんだけど?

