ずっとずっと大好きな人

剛と廊下で話したあの日。

あれから2週間経つけど、あれ以来、剛とはほとんど話していない。

たまに擦れ違って挨拶する位。



なんだか……つまんない。

なんだか……物足りない。

なんだか……淋しい。



そんないろいろな気持ちを紛らわす為に、私は部活の無い金曜日の放課後、久し振りにきぃちゃんの家に遊びに来ていた。



「うわーい、あーちゃん♪」

「みっちゃん、遊びに来たよ~」



日高家には5才の大希くんと3才の未地ちゃん(みっちゃん)、2人の子供が居る。

みっちゃんは私の事を『あーちゃん』と言って、すごく懐いてくれていた。



「あーちゃん、今日みっちゃんとずーっと一緒ね? ネンネも一緒ね?」



さっそくお泊りのおねだりをされてしまった。

実はそうしようかと思って来たんだけど……。