「えっ? でも、愛子ちゃんは最終戦に来ないって……」 「大丈夫、行きますから」 俺の言葉に、日高はちょっとだけ紙を見てから、再び俺を見た。 「分かった。ありがとう、教えてくれて」 そう言って軽く紙を掲げる日高を見てたら、俺の中の『サッカー少年心』が蘇ってきた。 もう見られなくなる。 俺がサッカーをしていて目標としていた選手のプレー。