居た! 「日高選手」 俺は練習場のクラハ前で、日高を待っていた。 きっと俺の事は忘れてるだろう。 小さい時に1度と、中3の時に愛子とここで会っただけだ。 だけど、俺はどうしてもケジメをつけたかった。 「あれっ? 君は、愛子ちゃんの……」 ドキッ お、覚えられてる! 意外な反応に、動揺した。 でも。 覚えられてるなら、尚更……。 俺は、ペコリと頭を下げた。