俺は割り切っていたけど、愛子はそうもいかなくて、2ヶ月経っても拗ねたまま。
俺が諭そうとすると、気配を察するのか別の話題にして逃げていた。
しかも、ホーム最終戦には観戦もボラもしないと言い張りやがった。
ったく、頑固者なんだから、困ったもんだ。
そんな事を言って、本当に観戦しなければ、しばらく経ってから後悔するのは目に見えていた。
だから、ホーム最終戦のチケットはいつも早く購入しないと完売するので、俺は自分と愛子の2人分買った。
いつもは自由席。
でも、今回は指定席にしたのには理由があった。
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