俺も愛子と同じ立ち膝になり、愛子をキュッと抱き締めた。 そして、言ってやった。 「他の野郎どもに、おまえが可愛いと思われないように言ってただけだろ」 「……えっ? なんで?」 『なんで?』……小説を書いてるわりには、男心が分かってねーなぁ。 まっ、いいか。 俺が『初カレ』なんだから、これからじっくりと教えていけばいいんだから。 そう思うと、自然と笑みが零れてしまう。 まずは手始めに……。