「そりゃ、浮かれたりもするだろう? おまえ、今から俺の『彼女』だからな」 俺の言葉に、愛子はピクッと体を揺らしてから、ちょっとだけ首を傾げて言った。 「だったら、剛は私の『初カレ』って事でいいんだよね?」 うっわー! ヤベェよ、ヤベェよ! なんでおまえは小動物のような可愛らしい顔で、俺を刺激するんだ? 俺は思わず自分の髪を掻きむしった。 『初カレ』って……。 今までは片思いだったから、セーブできた俺の理性。 両思いって分かったら……何処まで我慢できるんだ?