中3の11月。 結局、愛子とはずっと同じクラスだったけど、2人の関係は悪化するばかりだった。 月日が流れる度に、愛子の日高への気持ちが、日増しに強くなっていってるのが分かった。 何故なら、愛子が日高の話をする時、たまに淋しそうな泣きそうな表情をするようになってたから。 どんなに頑張ったって、叶う筈のない恋。 愛子にそんな顔をさせてる日高が嫌いだった。 そして。 そんな愛子に自分の気持ちをぶつける勇気がなくて、何年経っても燻っている自分自身も嫌いだった。