ずっとずっと大好きな人


ポンポン

休み時間、なんとなくボーッと席替えをして席が離れてしまった愛子を見ていたら、肩を叩かれた。



振り返ると、そこに居たのは隣のクラスになった奈津美。



「なんだよ、その顔」

何故かニヤニヤ笑っている奈津美に、そう言った。



「そっちこそ、鏡見てみたら?」

「はぁ? どう言う意味だよ?」

「顔に書いてあるよ? 『あの子が大好き』『あの子が愛しい』『あの子が欲しい』……って」



ドキン!

思わず片手で顔を隠した。



すると、クスクスと笑い声がした。