「動かしても起きない位だから、しばらくは起きないと思うけど、どうする?」 日高に声を掛けられた。 「どうする?」 思わず首をかしげる。 「一緒に下へ戻るか? それとも、愛子ちゃんが起きるのをここで待ってるか?」 あっ、そう言う事か。 「ここに居ます」 俺がそう言うと、日高はニッコリ笑って俺の頭を、ポンポンとした。 「じゃあ、愛子ちゃんをよろしく」 日高はそう言って、出て行った。