私は決めた。 ピッチの方を見た。 そして、大地くんの姿を探した。 居た! よしっ! 「ずっとずっと、大好きだった!」 届くはずも、聞こえるはずもない、遠いピッチの上に居る大地くんに向かって、私は叫んだ。 叫んだら、止まりかけていた涙が、再び込み上げてきた。 「大地くん!!! ずっとずっと大好きだったんだよ!!!」 サッカー選手としてじゃなく、叔父さんとしてじゃなく……1人の異性として、恋してた。