もう、あんな風に練習場で、クラハ前で、大地くんと話す事は無いんだ。 一度そう思ったら、大地くんの今までの、いろんな姿が頭の中に浮かび上がってきた。 大好きだった。 どんな大地くんも……。 「うっ、うっ……うえーん」 気が付いたら、幼い子供のように、声を上げて泣いていた。 そして。 そんな私の頭を、剛は優しく安心させるように撫で続けてくれた。