着替えて出ると、剛が私の姿を上から下までジーっと見た。 「剛? どうしたの?」 「あっ、いや」 そう言って視線をそらす剛。 変なの? 珍しく言葉を濁す剛に、思わず首をかしげた。 すると。 気配がしたのか、剛はチラッと私を見てから、ボソッと言った。 「愛子の観戦スタイル、初めて見たけど……可愛いなぁ、と思って」