ずっとずっと大好きな人

「私が居ると邪魔されるから、2人切りになりたくて、わざと別の席種を買ったんでしょ? 分かりやすいんだから」



えっ?

その言葉に再びなっちゃんを見ると、なっちゃんは苦笑いをしていた。



すると。



グイッ

あっ!



急に後ろの方から両肩を強く引っ張られ、後ろへ倒れ込みそうになった。

でも。

何かにぶつかって止まった。



「おまえら、俺の目の前でイチャイチャするんじゃねぇ〜よ、ったく」



私の頭の上から、剛の声がした。

そして、私がぶつかってる頭の後ろの方が、剛が話す度に振動を感じた。



あっ! 私、剛が受け止めてくれたから、倒れなかったんだ!