ずっとずっと大好きな人

「剛? 今の電話、誰? ……もしかして、女の子?」

「えっ? ……まぁ、女の子だけど……」



チクン

なんだろう?

なんか胸に針が刺さったみたいな痛みを感じた。



剛が私以外の女の子と、あんな口調で話すなんて……。



歩きながら、何故かちょっと落ち込んだ。



「……もしかして、愛子……」

剛がそう何かを言い掛けた時。



「もう! 遅いよ、剛、愛子!」



えっ?

名前を呼ばれて、声のした方を見た。