ずっとずっと大好きな人

『私の事なんて、ただの遠縁の親戚でしょ?』……そう思っていた。



でも。



思わず、『姪っ子』の文字を指で撫でた。



きぃちゃんと同じ位のレベルで、大切に思ってくれてたんだ……。

嬉しい。



グイッ

あっ!

感動して雑誌を握り締めていたら、再び剛に手首を掴まれて引っ張られた。



「剛、私、チケット持ってないんだってば!」

「分かってるよ、おまえの行動パターンなんて」



えっ?

剛がそう言った所で、ゲートへ辿り着いてしまった。