「なんで?! どうして剛は、そんなに冷静なの?! もうプレーしている姿が見られなくなるんだよ?!」
「愛子……ちょっと落ち着けよ」
「剛なら分かってくれると思ったのに! もういい!」
私はそう言いながら立ち上がると、ドアへ向かって走り出した。
「ちょっと待てよっ!」
背中越しに剛の声が聞こえた。
でも、私は立ち止まらなかった。
八つ当たりだって、分かっている。
剛の言う事の方が正しいって、分かっている。
それでも。
私はもうどうしていいか分からずにいた。
☆ ☆ ☆
「愛子……ちょっと落ち着けよ」
「剛なら分かってくれると思ったのに! もういい!」
私はそう言いながら立ち上がると、ドアへ向かって走り出した。
「ちょっと待てよっ!」
背中越しに剛の声が聞こえた。
でも、私は立ち止まらなかった。
八つ当たりだって、分かっている。
剛の言う事の方が正しいって、分かっている。
それでも。
私はもうどうしていいか分からずにいた。
☆ ☆ ☆

