どこか頭の片隅で、『大地くんらしい』……そう思っていた。 だけど、やっぱり辞めて欲しくない。 分かってるよ……大地くんは決心していて、私へは報告してるだけ……。 だから、きっと何を言っても、結果は変わらない。 分かっていても……イヤなものはイヤ! ずっとずっと見てきたんだよ? 私が知っている大地くんは、いつもピッチを縦横無尽に駆け回っていた。 ゴールを決めた時、勝利した時……凄く凄く、嬉しそうで……。 今までの大地くんのプレーが、頭の中に走馬灯のように浮かんできた。