ずっとずっと大好きな人

「……剛?」

「ダー!」



えっ?



ゴシゴシ

私が呼んだのをきっかけに、剛は叫び声を上げると、自分の服の袖口で私の涙を拭った。



そして、すぐに私の腕を引っ張って立ち上がらせた。



「帰るぞ!」

「えっ、えっ?」



思わず動揺する私。

剛は自分の荷物を持って、その後に私の荷物も持って、私の腕を引っ張って歩き出した。