ずっとずっと大好きな人

「なんだよ、急に黙って」

剛は相変わらず、不機嫌そう。



「7才の時だったんだ? ごめんね、覚えてなくて」

「はぁ? おまえ、何を……あっ!」



私の言葉で、剛はやっと自分が白状してしまった事に気が付いたみたい。



シーン

お互い言葉で出なくて、沈黙が続いた。



その間、ずっと私の両肩には剛の手が乗っていた。

ドキドキが伝わってしまいそうで、そう思うと尚更ドキドキが止まらない。



「……おまえは熟睡していたから、覚えてなくて当たり前だ。寧ろ、記憶に残っててビックリだよ」



えっ?

剛が沈黙を破って話し始めた。