ずっとずっと大好きな人

思わず、剛をジーっと見る。



私、すごく大事にされてるような気がする。

ううん。

『気がする』じゃなくて、きっとそう。



なんで私、もっと早く気が付かなかったんだろう?



小学校2~3年生頃から中学時代、剛との思い出は口ゲンカしてた事しかない。

私がもっと早く気が付いていたら、たくさんいい思い出が出来てたのかなぁ?



視線を感じたのか、剛がピクッと動いてから私を見た。



「ん? どうした? 見惚れるほどいい男で、惚れ直したか?」



剛はいつもの不敵な笑みで言った。