ずっとずっと大好きな人

「俺ら、もうそろそろ、今までみたいな関係、卒業してもいいよな?」

「い、今までみたいな関係、って?」



私は動揺しながらも、剛に訊いた。



「手を繋いでお散歩して『さようなら』ってさぁ……俺達、幼稚園児かよ」



ドキン

そう言いながら、剛が間近で私の顔を覗き込んできて、視線がぶつかった。



だって、だって!



反論したいのに、緊張してノドがカラカラで、体も硬直していて、口だけパクパクと動くけど声が出なかった。