ずっとずっと大好きな人

「あの、手……」



私がそう言うと、剛は一瞬繋いだままの手を見てから、再び私の目を見て言った。



「緊張してるのか?」



ドキッ

言い当てられて、返事に困る。

すると、剛がなんだか嬉しそうに微笑んだ。



「一応、俺の事、男として意識してるんだ?」



うわーーー!

誰、この人?

私の知ってる、サッカーバカの剛じゃないよっ!



なんでそんなに嬉しそうに、優しい声で呟くの?