ずっとずっと大好きな人

ちょ、ちょっと待って?

そう言うノリ?



いやいや、だって、今から家に帰るだけ……でしょ?

『デート』って言うのは、何処かに行ったりして……。



「今日はデーゲームでまだ夕方4時だし、少し隣の公園に寄ってから帰ろうぜ」



ど、どうしよう。



ドキン ドキン ドキン……

油断していた私の心臓が、予想外の展開にうるさくなって来た。



スタジアムの隣には、売店もある位の少し大きい公園があって、休日などは家族やカップルが遊びに来ていた。



「ほらっ、行くぞ」



私が黙っていると、剛はベンチから立ち、私の手を握って引っ張った。