ずっとずっと大好きな人

えっ?



「工藤!」

私が工藤くんの言葉に驚いていると、離れた場所から剛が呼んだ。



「今、行くよ! ったく、俺にまでヤキモチ妬かなくても」

「あの」



剛に叫んでから、小声で呟く工藤くんの声が聞こえてしまった。

でも、なんて言っていいのか戸惑ってしまう。

中学から仲の良い工藤くんが言うんだから、きっとそうなんだろうけど。



「意外? 俺から言わせれば、あいつ、昔から宮本が男子と楽しそうに話してると邪魔してたから、すっげー分かり易いと思ってたんだけど?」

「えっ、そうなの?」



工藤くんが、クスクスと笑った。