ずっとずっと大好きな人

目の前で言ってるのに、聞こえていなかったのかなぁ?

声が小さかった?



「剛? あのね、好きだよ」

私がさっきより大きめの声で、もう1度そう言うと。



えっ?

剛は急に、その場に顔を隠すようにして、しゃがみ込んだ。



えっ、えっ、何?

どうしたの?



「剛? 大丈夫? 具合でも悪いの?」

私もしゃがみ込んで、表情が見えない剛の肩を叩いた。