「おまえ、俺の気持ち、分かってんだろ? もうそろそろ、答えをもらってもいいよな?」
な、な、何を?
プッツン
心の中で、何かが切れた音がした。
「何を? なんの答え? 私、あんたに何か答えを出さなくちゃいけない事って、言われたかな?」
「愛子?」
もう、ヤダ。
「中3からずっと、剛は私にハッキリ何も言ってくれてないよね? それで、私には何か答えを求めるの? それっておかしくない?」
「だから、俺は」
「たった一言でいいのに! 『好き』って言ってくれたら、私だって『好き』って言えるのに!」
全てが遠回しで、何に私は答えたらいいって言うのよ……。

