「真由美。あたし、明日……奈美たちと仲直りするから」
窓際にいた真由美にも、自分の決心を告げた。
真由美はにっこり笑って、でも少しだけ寂しそうに「うん」とうなずく。
廊下にいる奈美たちの姿に目を向けるあたしは、明日を心待ちにする。
その後、あたしは極力、真由美のそばには行かなかった。あたしがいたら、亜矢ちゃんも近寄りづらいだろうし。
亜矢ちゃんはずっと真由美の姿を目で追っている。でも、何もしないまま放課後になった。
やっぱり仲直りはしないのかな。そう思いはじめたあたしは、亜矢ちゃんと話したことが余計な行動だったのかもと考える。



