この公園を二人で駆け回った。 山にも遊びにも行った。 思い出が、蘇る。 しょうちゃんはあたしを“ナツちゃん”って…… いつも呼んでいた。 ナツちゃん、ナツちゃん。 耳に残る…… しょうちゃんの、声。 「…… 電話、してみようかな?」 あたしの元に10年前からの手紙が届いた。 だから…… しょうちゃんの元にも10年前からの手紙が届いているはずだ。 なんせ、あたしとしょうちゃんは同じ小学校。 クラスは違ったものの、同じように未来の自分宛てに手紙を書いているはずだ。