突然の誘いに、

「は……はい、もちろんです!」

嬉しさのあまり、即答した。


うそっ。
誘ってくれたぁ!!


RRRR……。

ここで、ヒョヌさん(通訳さん)に電話が入った。


「ちょっと、すみません」

そう言って、少し離れた所へ行ってしまった。



「…………」

「…………」

残された、私とジュヨンさん。



「あの……その……え……っと」

「?」


どうしよう……。



何を話せば、と言うより、


「私、韓国語……話せない」


ポツリ、私がつぶやいたとき。



「アノ――……」


ジュヨンさんが口を開いた。