“オレ、オマエノコトガスキダ”



“俺、お前ノコトガスキダ”



“俺、お前のこと好きだ”


………!!


「えっ?」


顔をあげるとそこにいる彼はいつもと違う顔をしてた。


頬を赤くそめていた。


「でっ、お前の話ってなんだよっ」


照れ隠しなのか早口でそっぽを向いて言う彼。


「大好きっ」


「はっ?」


「大好きっ。これ、昨日頑張って作ったの。」


彼にかわいくラッピングしたチョコを渡す。


「俺もお前のこと大好きだよ。」


カァ………///


一気に熱が頬に集中する。


「えっ…本当?」


「おっ…おう。」