「なにをやっている。娘一人捜せないのか!!」
ぴっ!と兵士の血が飛んだ。

「兵を森へ進行させろ!」


慌てる兵を森へ駆り立てる。

「アンバーの財宝をこの手に…。あの姫が必要だとは…。」



「殺さないでくださいよ。僕がほしいのですから…。」



「わかっている。」



暴君は答えた。王子はナイフをいじっている。