気がつけば見知らぬ場所…。





手かせをはめられていた。





衣は動きにくいドレス…。





テントの出口に男が二人…。





「アンバーの財宝は何処にあるのだ?」






「財宝?」






ハーグは怒鳴る。
「とぼけるな!アンバーの光は何処にある?姫が知っていると王妃は言ったのだ!」







「アンバーの光は…。王家の血を受け継いだ代々の名。私の名前はニーナスライト・アンバー…。アンバーの光。」






パン!と頬に打ち込まれる。






「おのれ…。あの魔女め…。」






サドとハーグは出ていった。