彼はニッコリ笑って立ち上がると 「じゃ、俺は帰るわ。 プロポーズの答え、よく考えとけよ?伊織。」 そう言って 私の頭を豪快にグシャグシャと撫でた。 そして…… 「サンキュ、一ノ瀬。」 洗い物をしている理央に声をかけると。 満足そうにニッコリ笑って しゅーちゃんは風のように我が家から帰って行ってしまったのだった。 後に残された私は… 左手の薬指に光る指輪とプーさんのストラップを見て、はぁぁ~と盛大にため息を吐いたのであった。