「え、えっと、私は川口 菘です」 「菘さん!!ファイターズ好き同士、よろしくです!!」 うーん…。 私、そんな好きってわけじゃないんだけどな…。 今更言いづらいけど。 「しかし菘さん、災難でしたね」 えっ? 災難? 転んだことが災難だなんて大げさだよ。 「この箱菓子、メンバーにあげる予定だったんすよね?」 そう言って太陽くんは転んで歪んでしまった箱菓子を丁寧に拾ってくれた。