アイドルな彼との恋語


「久々の地元でのライブ!!みんな張り切っていこうぜー!!」








え?



何その爽やかなキャラ。





あのワガママで口悪いガキはどこへいった。











歓声に応えながら、リンは曲を歌い上げる。









その歌声と姿を見上げながら、私の胸がズキズキ痛んだ。










知らない。



私は。




こんなステージの上で人々を魅力し輝くリンを私は知らない。







私が知ってるリンは、ワガママで横暴で子どもで、でもたまに優しい顔を見せるリンしか知らない。












突きつけられた気分…。






私とリンとじゃ住む世界が違うんだって。





どうしようもない差があるんだって。